
伝統作物種苗保全ネットワーク会議
守り・伝え・広める
(品種の保存・文化の伝承・普及販促活動)
伝統作物種苗保全ネットワーク会議について
伝統作物種苗保全ネットワーク目的
会則・規約
ごあいさつ~趣旨説明にかえて
伝統作物、在来作物に関わる方々は、それぞれの現場でどうにもならないもどかしさを感じていると思います。このままにするのではなく、とにかく何か一歩でも踏み出したい。また、個人や一つの分野で悩むより、種苗業から、生産、流通、消費、料理、加工、観光、デザイン、メディア、教育・研究など、さまざまな現場で在来品種に関わったり、関心を持つ人たちが一堂に会して、さまざまな課題を共有したら、在来品種継承のためのよい知恵が浮かぶのではないか。そんな想いで東京都種苗会を中心とする種苗関係者、流通関係者、元農業高校の先生、大学の先生といっしょにこのシンポジウムを企画しました。
本シンポジウムはまた、伝統作物種苗保全ネットワーク会議という組織を立ち上げる記念シンポでもあります。このネットワーク会議へは、伝統作物に関心のある方はどなたでも参加していただけます。ただし、互いを批判しあうのではなく、悩めるものどうしが建設的なアイデアを出し合う場にしたいと考えています。
このネットワーク会議の目的は、在来品種、伝統作物を継承するには、今後どうすれば良いのかを考え、小さな実践をやっていくことです。ネットワークが今後、全国の在来品種の保全と継承に関するさまざまな取り組みやアイデアを共有・発信する受け皿になれば幸いです。
2024.12.14議長 江頭宏昌